■■人物の加工■■

STEP8 バック部分を消す
再びフォトショでファイルを開くと、人物の余白部分が白くなっています。
このままだと、背景を入れるのに不都合があるので、透明にします。

ペインターで塗ったレイヤーは背景レイヤーなので、このままでは余白を消しても白いままなので、レイヤーパレットのレイヤー名をダブルクリックして適当に名前を変えます。

そして「自動選択ツール」で余白の部分を選択して「カット」を実行させればある程度余白を消すことが出来ます。

ここでもシフトキーを押しながら何カ所か選択し、「コマンドキー+Xキー」のショートカットを使うと作業が楽になります。

そうしてある程度消せたら、下塗りの時のように、消し残しがないかよく見えるように、濃い色で塗ったレイヤーを敷きます(左)。
余白の部分が残ると背景を置いたとき汚くなるので残らず消すようにします。

STEP9 瞳を描く
瞳は毎回最善の方法を探して変わる事が多いパーツなのですが、一番お手軽手段を載せます。
瞳の塗り方に作者の個性が強く出ると思うので、色々な方法を試してみて下さい。

まず新しくレイヤーを作って、鉛筆ツールで瞳のベースになる色を、ムラにならないように置きます。

色を塗ったら、レイヤーの「透明部分を保護する」にチェックを付けて、色を塗った部分以外にはみ出ないようにしておきます。

次はエアブラシツールに持ち替え、ブラシの設定を「乗算」にして、瞳の中心と外周を塗ります。

乗算にしておくと、始めにベースになる色を選択して塗っても、この画面←の様に、若干濃い色で色が付くので、その色をまたスポイトで吸い取って(オプション(winではalt)キーを押しながらクリック)、そのまた濃い色で塗って深みを付けて行きます。

中心と外周の色の濃い部分の間の部分には、覆い焼きツールでハイライトを入れます。単にホワイトで入れるよりも透明感が出ます。

ある程度色が付いたら線画レイヤーを選択し、透明部分を保護している状態で、瞳を縁取っている部分の線画の色を、瞳の外周と同じ色で塗りつぶし、線画を目立たなくします。

最後に、線画レイヤーより上に新しいレイヤーを敷いて、エアブラシツールでホワイトを入れます。眼球は丸く膨らんでいる上に、虹彩などは眼球の奥の方にあるので、その雰囲気が出るように。光源の位置も最初に決めた位置と矛盾しないようにします。

そうして入れたホワイトのレイヤーをコピーして「焼き込みカラーモード」にコピーしたレイヤーのモードを変更します。

焼き込みカラーにしたレイヤーを最初のホワイトのレイヤーの上に重ねて透明度を落とせば瞳は完成。
この焼き込みカラーに関する処理は後述する髪の毛の処理とまとめてやる場合が殆どです。

STEP10 髪を仕上げる
次は髪の毛にハイライトを入れます。
このハイライトを入れるとグッとCGらしさが増しますので、CG臭さが嫌いな画調の人はやりすぎない方がいいと思います。

線画レイヤーより上に新しいレイヤーを置きます。
エアブラシツールで白を選択して、大きめのブラシで大まかに「天使の輪」を描きます。
光源の強い絵にしたい場合は、ブラシオプションで「スクリーン」にすると、らしくなります。

塗りが濃い、影になっている部分にもハイライトが入ると不自然なので、影の部分、へこんでいる部分は消しゴムツールでハイライトを消します。
こうして髪の毛だけをアップで見ると分かりにくいですが、全体的に見るとかなり髪の毛のメリハリが付きました。
私はこの時髪の毛は「毛」というより彫りが深めの「フィギュア」をイメージして描いています。

前途したように、コピーして「覆い焼きモード」で重ねると光が強く見えます。
やりすぎない程度に…。

次は服飾の加工です


 


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